基本診療時間
平日:8:30〜12:00/16:00〜20:00
土曜:8:30〜13:00、14:00〜17:00
休診日
木曜 / 日曜 / 祝日
症状の解説
五十肩
夜、うずくような痛みで目が覚める…


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お悩み
こんな症状に覚えはありませんか?
夜、うずくような痛みで目が覚める…
髪を結ぶ/背中に手を回す動きがつらい…
上に腕を上げると途中で引っかかる感じ…
五十肩
とは?
肩の周囲組織がこわばり、痛みと可動域の低下が出る状態です。
多くは炎症期→こわばり期→ほぐれ期をたどります。画像で大きな異常がなくても、肩甲骨と上腕骨の協調(肩甲上腕リズム)が崩れると、上げる途中で引っかかりやすくなります。
当院の見立て
まず、どの動きが一番困るかを教えてください。
こちらで横向き就寝の体勢・着替え・頭に手をやる・背中に回すなどを安全に再現し、どの角度で痛むか/止まるかを一緒に確認します。
次に、肩甲骨の動き(上方回旋・後傾)と、上腕骨頭の前すべり・上すべりの癖を触れて確かめます。外旋・内旋・外転の可動域、インピンジサイン(挟まり反応)の有無、胸椎のしなりもチェック。腱板損傷が疑わしい時だけエコーで補助確認。結果を見て、「いまは痛みを落とす期/可動を広げる期」といった段階を共有します。
症状へのアプローチ
まずは夜間痛と炎症を落ち着かせること。
寝る姿勢は横向き+脇に小さなタオルで肩を少し開き、痛みが増える無理な上げ下ろしは控える。
落ち着いてきたら、肩甲骨が先に動き、上腕が後からついてくる流れを作ります。肩甲骨の後傾と上方回旋を促す手技、胸椎の伸展を出す調整、肩後方の張りをやさしくゆるめ、軽い等尺性(力は入れるが動かさない)で腱板に血を通します。
仕上げは引っかかりを越えない範囲での滑らかな前ならえ(テーブルスライド/壁すべり)へ。
目標は結髪・結帯が日常で「再現よく」できることです。
治療費の考え方
五十肩は多くが自費施術の対象です。
転倒直後など外傷性が強い場合は保険適用の可能性があります。評価のうえで最適な進め方をご説明します。
詳しい料金はこちら→(ボタン)
・保険施術の可能性もある
セルフケアのご紹介
「テーブルスライド(前ならえの準備)」1分
テーブルに前ならえで肘から先を乗せ、息を吐きながら体を少し前へ。痛みが出る手前で止めて2秒、戻す。5回。ポイントは肩をすくめないこと。夜間痛が強い時期は回数を減らしましょう。



