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檜-ひのき-鍼灸接骨院ロゴ

【柔道整復師が解説】八幡市の成長期のお子さんに多いスポーツ障害の種類と親ができる自宅ケア

  • 執筆者の写真: daiki shimada
    daiki shimada
  • 11月19日
  • 読了時間: 5分

更新日:11月24日


サッカーでスライディングを受ける選手の足元


八幡市のスポーツを頑張るお子さんを持つ親御様へ


八幡市では、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、多くのお子さんが部活動やスポーツクラブで活発に活動されています。しかし、成長期に熱心に運動に取り組むお子さんにとって、「スポーツ障害」は避けて通れない課題です。


「単なる筋肉痛だろう」と見過ごした結果、痛みが慢性化したり、重症化したりするケースも少なくありません。


この記事では、檜-ひのき-鍼灸接骨院が、八幡市で特に多く見られる小学生・中学生のスポーツ障害の種類を解説するとともに、親御さんがご自宅でできる適切な対処法や予防のためのケアについて具体的にお伝えします。



成長期のお子さんに多い!八幡市で見られる主なスポーツ障害


成長期(小学生・中学生)の骨や関節はまだ軟らかく、オーバーユース(使いすぎ)や間違ったフォームによって負荷がかかりやすくなっています。


バスケやバレーボールに多い:オスグッド・シュラッター病


  • 発生部位:膝の下(お皿の下の骨が出っ張っている部分)

  • メカニズム:成長期は、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が骨の成長速度に追いつかず、硬くなりがちです。この硬い筋肉が、膝下の骨の成長軟骨を強く引っ張り続けることで、炎症や痛みを引き起こします。

  • 特徴:運動中や運動後に膝下の出っ張りが痛み、悪化すると安静時にも痛むことがあります。


サッカーやランニングに多い:シーバー病(踵骨骨端症)


  • 発生部位:かかと(踵)

  • メカニズム:ふくらはぎの筋肉やアキレス腱が、かかとの成長軟骨を引っ張ることで炎症が起こります。

  • 特徴:かかとを地面につけたり、押したりすると痛みが生じ、つま先立ちをすると楽になることがあります。


投球動作を行う種目に多い:野球肘(肘の痛み)


  • 発生部位:肘の内側や外側

  • メカニズム:繰り返しの投球動作によって、肘の関節や骨端線(成長軟骨)に過度な負担がかかり、痛みや関節の動きの制限を引き起こします。

  • 特徴:投球時や、投球後に肘に痛みやだるさが出ます。重症化すると骨や軟骨に損傷が生じるリスクがあります。


柔道整復師が行うスポーツ障害へのアプローチ


当院では、痛みのある局所的な治療だけでなく、痛みの原因となっている体の使い方やバランスに着目し、再発を防ぐための根本的な施術計画を立てます。


痛みの軽減と炎症の管理


急性期(痛みが強い時期)には、アイシングや専門的な物理療法(超音波など)を用いて、炎症を早期に鎮め、痛みをコントロールします。


姿勢・フォームの分析と改善指導


スポーツ障害の多くは、間違ったフォームや関節の柔軟性不足から生じます。


  • 専門家の視点:柔道整復師が、患部だけでなく股関節、骨盤、体幹といった全身のバランスを評価します。

  • 八幡市のスポーツ環境を考慮:お子さんが行っている種目や所属チームの練習環境を伺い、負担を減らすための効率的な体の使い方や、練習量の管理についてアドバイスを行います。


鍼灸施術による深部アプローチ


柔道整復術と並行して、鍼灸施術も可能です。慢性的な痛みや、深い場所にある筋肉の過緊張に対して、鍼やお灸を用いてアプローチし、自然治癒力が高まるようサポートします。



親御さんが自宅でできる!予防のための自宅ケア3選


治療効果を持続させ、再発を予防するためには、日々の自宅ケアがとても重要です。


公園を水分補給しながら歩く女性

筋膜リリース(フォームローラー)


硬くなった筋肉や、その周りを覆う筋膜をリリース(解放)することで、血液循環と柔軟性を効率的に高めます。特に練習後や入浴後の体が温まった状態で行うと効果的です。


  • 推奨部位: 太ももの前(大腿四頭筋)、太ももの外側(腸脛靭帯)、ふくらはぎ。

  • 方法: フォームローラーの上に患部を置き、体重をかけながらゆっくりと転がします。特に痛みを感じるポイント(トリガーポイント)で動きを止め、30秒ほど圧迫を続けると効果的です。

  • 注意: 骨が突出している部分(膝の皿など)や、痛みが強い急性期は避けましょう。


ストレッチ(入浴後)


硬くなりがちな太ももやふくらはぎ、股関節のストレッチを、体が温まっている入浴後に行うのが最も効果的です。特にオスグッドやシーバー病の予防には、筋肉の柔軟性を高めることが不可欠です。


  • 太ももの前:立った状態で片足のかかとをお尻に引き寄せ、太ももの前が伸びるのを感じながら15〜20秒キープ。

  • ふくらはぎ:壁に手をつき、痛む方の足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばすストレッチを行います。


適切な「休養」と「栄養」の管理


スポーツ障害の最大の原因は「使いすぎ」です。


  • 勇気ある休養:痛みがある時は、無理をさせず、休息を取る勇気が必要です。痛みが強いうちは運動量を減らす、あるいは完全に休むといった判断を専門家と一緒に行いましょう。

  • 栄養面:骨や筋肉を作るタンパク質や、骨の成長に必要なカルシウム、ビタミンDなどをバランス良く摂取できるよう、日々の食事をサポートしてください。



【最後に】八幡市のお子さんの未来の健康をサポートします


お子さんが抱えるスポーツの痛みは、親御さんにとっても大きな不安です。

当院では、八幡市の地域スポーツを支える一員として、お子さんが大好きなスポーツを長く、楽しく続けられるよう全力でサポートします。


「この痛みは、どれくらい休めばいい?」「このフォームは正しいの?」 といった具体的な疑問や不安がございましたら、国家資格を持つ専門家にご相談ください。


スポーツによるお子さんの不調に関するご相談は、八幡市の檜-ひのき-鍼灸接骨院にお任せください






八幡市・樟葉・枚方エリアにお住まいの方は、お電話か公式LINEにて最短30秒程度でご予約をお取りすることが可能です。


ぜひお気軽にお越しください^^





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